研究開発
「チキンフードの可能性を追求」
エターナルホスピタリティグループは「Global YAKITORI Family」をビジョンとして “焼鳥”を軸にチキンフード領域での事業拡大を目指しております。当社研究開発部門は2021年2月に新設、活動を開始し、大学や研究機関との協働によってチキンフードに関する知見や技術の獲得に努めています。お客様への提供価値の向上と新たな価値の創造のためチキンフードの可能性を日々追求しています。
研究開発活動
チキンの研究
大学研究室との共同研究や研究機関での分析調査などによって、チキンの美味しさや機能性に関する研究に取り組んでいます。
研究事例
第63回 日本食肉科学会大会 一般研究発表
日本獣医生命科学大学 共同研究
「ブロイラーの筋肉および可食部位の経時的なうま味強度の変化」
調理技術の開発
様々なメーカーと連携し、新技術を利用した調理機器の実証、品質向上のための調理オペレーション開発などに取り組んでいます。
研究者インタビュー
株式会社エターナルホスピタリティグループ
経営企画室 研究開発課 課長(2022年11月時点)
留村 泰次
これまでのキャリアについて
- 留村
- エターナルホスピタリティグループ入社前は、総合商社の畜産部門で営業や流通を担当していました。チキンを専門に扱っており、飼料の輸入からチキンの販売に至るまでサプライチェーン全体を経験しました。エターナルホスピタリティグループ入社後は、流通規格の整備や食材の国産化、仕入価格の適正化などの食材調達・購買業務を推進してきました。これまでのキャリアが現在の研究開発活動にも活きていると感じています。
現在取り組んでいる研究
- 留村
- 焼鳥を食べたときの幸福感の測定を大学と共同で進めています。専用装置を利用して焼鳥摂取時の脳の血流を調べることで、焼鳥を食べると脳がどのように反応するかを測定することができます。品質やおいしさにつながる研究のひとつではありますが、将来的にはチキンを食べる習慣のない国や地域においてチキンが日常食となる可能性を秘めた研究だと捉えています。
研究開発活動を通し、実現したいこと
- 留村
- チキンと言えばもも肉やむね肉が主流ですが、砂ずりや三角などの焼鳥メニューがあるように、チキンは各部位ごとに無駄なく食べることができる食材です。様々な部位を美味しく無駄なく食することの意義を世界中で理解してもらえれば、食すことなく廃棄されるチキンは減っていくと思います。研究開発活動を通して、豊かな食生活や食品廃棄の削減に貢献していきたいと思います。